ニセモノの錬金術師の話しようや。
元々ネームの段階で公開されており、無料で読める漫画です。ネーム版は一応完結していると言ってもいいでしょう。後日談みたいなものはありますけどね。
最近商業版という銘で作画さんがついて連載が始まりました。気づいてよかった。おーい!ニセモノの錬金術師商業版始まってるでーー!!
でも商業版といってもウェブサイトで無料で読めるやつです。……商業版とは?という感じですが素人がマネタイズに口を出すのはやめておこう。。。いずれ書籍化もされるでしょうしね。
ネーム版はkindleで読めますが、レビューを見てもらえればわかるように、有料の単行本が出ても買うファンは多いでしょうね。むしろ買わせてくれ。
そんな高評価の作品。続きが気になればネーム版を読めばいいし、毎週更新される商業版でゆっくり楽しんでもいい、なんとも都民ファースト、じゃなかった読者ファーストな漫画です。
ちなみにkindleって無料でも作者さんにいくらかバックがあるらしいです。広告とか無いのにね。
あらすじ
異世界で、錬金術を生業とするひとりの人間がおりました――。
錬金術×呪術×奴隷×エルフ×転生×神様×チート×バトル……
ファンタジーのすべてが詰まった作品が、圧倒的筆致により連載開始!
ま、まぁあらすじとしても割と粗めな気がしますが
地球から転生した主人公は心優しく、得た能力は武力でなく錬金術的なものでした。さて、かわいらしいおにゃのこの奴隷を買ったはいいけどこの危険な世界でどうやってこいつらと生きぬこうか……
みたいな。
あれ?俺なにかやっちゃいました?トラックに轢かれたヤツはみんなそう言います(知らんけど)。でも多分このセリフは言わなかったように思います。
主人公陣営も結構苦戦するというか、ギャンギャンに無双はしていないですからね。主人公が授かった能力以外にも様々な技術があって、それらもなかなかエグイからです。それがいいところです。敵対勢力と、それぞれの信念を賭けて持てるものと知力の限りを尽くして争います。
一つ言えるのは、登場人物全員イカれてるってことですね。アウトレイジのキャッチコピーじゃないんだから(にんまり)。
ただまぁ、現実世界においても僕らからしたら中世あたりの文化やしきたりなんかもわけわからんものもあるでしょうし、生まれた環境に適応しているキャラの行動はスッと納得できるのではと思います。そこもすごいとこで、転生とか能力なんかはあくまで設定、舞台装置。生きざまを見ろ!って感じでしょうか。
なんか知らんけど物語にぐいぐいのめりこませるパワーを感じる作品です。
ハンターハンター好きな方とか特にオススメかもしれませんね。