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【漫画オススメ】『東独にいた』とかいう「革命作」

オススメ漫画を紹介します。

『東独にいた』です。

完結はしていないんですが、短い漫画を探されてる方にはオススメしたいです。

現在5巻で休刊中ということで、追いつきやすくはなっています。バジリスクとかブラックラグーンとか好きな方にはハマって抜けなくなると思うので注意ですな!!

基本的には超人同士の殺しあいです。簡単にいうと冷戦時代の東ドイツ国家(体制側)とそこからの解放を狙う組織の、いわゆる血で血を洗うやつです。基本的に2つの陣営による抗争ですね。

なのでメイン要素の一つはバトルになると思うのですが、いわゆる戦争漫画的な近代兵器でドンパチという漫画ではありません。お国お抱えのトンデモ人間が軍に所属しているんですが、そいつらが強いのなんのってね。

いや特殊能力を持たない人たちや銃の扱いに長けてるキャラはもちろん使うのですが、トップ層のバケモンたちがどういう戦い方をするのかは……読んでみてのお楽しみ。

お国が持つ圧倒的な戦略的強さにどう立ち向かうか(もちろん戦術的にもバカ強いんだけど)。戦略と戦術という言葉も悲しいかな近年は現実世界でもよく耳にするようになりましたが。

この、組織の戦いがメイン要素のもう一つでしょう。そんな事を考えているうちに、……いやそもそもこれどっちが勝つねん!!となるわけですね。全く予想ができない展開です。トムブラウン大先生よろしく「どうなるんだ~!?」と読むたびに言っています。

てかこれ主人公は「どっち」なんだ?タイトルが東独に「いた」ってのが関わってくるんですかね?まぁそんな害悪考察厨である僕のあっさいあっさい考えは置いておいて。

 

もすこし詳しく掘り下げていきましょう。

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歴史的背景がある

 

僕はお世辞にも歴史に詳しいとは言えない、いや不勉強、ごめん見栄張った、ほんとは何も知らないくらいのもんなんですがそれはそれでもちろん知識がなくても大丈夫です。

ですが、歴史が好きな方にもオススメできます。

4巻巻末には本作の歴史の監修をされている方のコメントも載っており、史実を基にした作品作りをされている事がわかります。これに関してはもちろん僕が語るよりもこのページの文章を読んでいただければ幸いです。なぁに、4巻なんてすぐだから(真顔)。

ヒトラーとかは普通に語られてるんで最終は現実世界の歴史に収束するんだろうとは思いますが、あの時代あの土地の人々がどう考えてどういった選択をするのか。楽しみですね!!

まぁ東側のお国が舞台ということで、作中でも言及されていますがなんつーかこう、トンデモ人間が登場するのも頷けるといいますかね(失礼)、そういうところでもスッと入ってくるように思います。まぁ東ドイツ軍以外にもヤバいやついっぱいいるんだけど(^q^)。

細かく入るギャグが息抜きになる

 

両陣営ヤバイレベルのびっくり人間を擁しているわけですが、びっくり人間も人間なんだってことですよね。

冗談も言い合うこともあれば狙った発言がスベったりもすると。まぁ僕なんかは田舎から関西に出てきて以来ずっとスベり散らかしているわけですが、こういうのがあると両陣営ともに親しみが湧きますよね。

ずっとシリアスだと胸やけしすぎて太田胃散が手放せないという方も安心してください。

バジリスクとかもそうなんだけどさぁ!こういう手法やめてほしいんだよね!!!悲しくなるだるるるぉ!?(純粋)。

 

『東独にいた』オススメです

 

完結している漫画しか読みたくない、もしくはコンスタントに連載、更新されてないとキツいという方にはキツいかもね。僕も本来はそうなんですけおどね。。。なので現在休刊という事に関しては血の涙が止まらないのですが読んで損はないと思います。

そして、実は作者の宮下先生の最新作が始まっており、1巻が刊行されています。六篇ね。これがまた面白いもんだから東独にいた描かんかい!とはならんのよな。悔しい!!ぜひ読んでみてください。

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