メイドインアビスの最新巻までのネタバレを含みます。アニメ派の方はご注意ください!!
いやぁ、メイドインアビスを理解しようとすると
ああああああの要素も考えないといけないしそれもどうなってんだんがあああああああ!!!!!
と大量の思考とそれに耐えかねた感情が濁流となって流れ込んでくるのです。ダムが決壊するのです。
そして疲労感に包まれて……僕は考えるのをやめるのです(諦めて寝るとも言う)。
けれど気づいたら思考の闇に潜っている我々もまた、大穴にのめりこんでいるのかもしれません。
というわけで、明らかに超重要なのに6巻から進展がない誕生日に死ぬ病についての考察です。
メイドインアビスの副題にはハローアビスとハウアーユードコカがありますが、ハローアビスが腹痛卿たちの物語なのでそちらがメインです。
2021年12月現在、村編も終わったし、そろそろハウアーユードコカが挟まれる気がしなくもないですが、とりあえず現状で考えていきます。
追記や大幅修正があると思われますが、記事の原型は残し修正点・修正箇所と修正日時は明確にわかるようにすることとします。
記事を分けたりなんやかんやの編集もするかもしれません。
せっかく連載中の漫画ですし、このブログを読んでくださる方と物語が進む楽しみを共感したいと思うからです。
「これは!」と思う要素があったら更新してると思うので覗いていただけると幸いです。
2021年12月19日 初稿(←使い方あってんのか?)
ポイントを列挙する
誕生日に死ぬ病に関しては、明らかに作為的に読者を煙に巻いているというか、考察しづらくしていると思います。
匂わせはあるけど核心はしっかり隠されてる。浮気やらで下手な匂わせツイートしちゃう芸能人はつくし卿を見習うように。いいね?(誰だよ)
それでは僕が引っかかったポイントをあげておきます。
「子供」とは具体的に何歳までの事なのか
恐らく発症条件に2000年周期の境目付近に子供であるという事があるんだと思います。
ただ、それは実際何歳ぐらいまでなのか。
これによっては孤児のナットやシギーが発症しない理由づけになりますが、シェルミとメナエもこの二人と同じぐらいの年齢に見えます。
うすーーーーーーく考えたのが、実は大人も亡くなっている可能性です。
辛子饅頭おばさんことラフィーさんが、「お得意様も亡くなっている」と言っています。
子供をお得意様って呼ぶか?と思ったのですが、お得意様のお子様、すなわち孤児でない子供も亡くなっているという事でしょう。
力場が関係しているのであれば、アビスから離れたほうがドカンと症状が出るのでは?
力場を突き破る事による負荷がかかる『呪い』が関係しているのであれば、キャラバン船に向かったほうが死に近づくような気がします。
そう思うと力場って、獲物を逃がさない網のようなものですね。
そして、「死ぬ」といえば7層の呪いですが、「直接的に死ぬ病」なのか「高熱などの症状に体が耐えられなくて結果的に死ぬ」のかもわかりません。
ナットの言う「誕生日を楽しみにしていた」は関係があるか
これは関係ないと思われます。誕生日不明の子も死んでいるからです。
被害者の性別について
そして、キユイの他に病の被害者として現在登場しているのがシェルミとメナエの双子です。
まず前提として、明確に姉弟と書かれています。
しかし!どちらも女の子っぽい喋り方をしているので、性別を判断できないようになっています。
これも双子というのがポイントで、(現代日本では)双子は取り上げられた順に姉なのか兄なのか決まりますから、弟が年上の姉に引っ張られてこのような言葉遣いになったわけではないのです。
このようにめちゃくちゃぼかされているので、怪しいな~性別が関係あるのかな~と思うのは普通だと思います。
そして、一応はキユイも性別は明らかにされてはないと思いますが……男の子だと思われます。
明確に死んでいるのはシェルミなので、性別が関係あり、かつキユイが男の子ならシェルミは弟という事になります。
ただ……なぜか正直これも目くらましのような気がしてなりません。
キユイの髪
キユイの前髪は伸びるのが早いだけでなく、グルグルになっています。
やはりプルシュカやオーゼンを連想します。
そこで、母親が探窟家で、上昇負荷を受けると子供に遺伝するのではないか、と考えるのも普通だと思います。
そういう子供が病にかかる説です。
あんまり関係ないですが、もしも母親が受けた負荷と同等の後遺症が残るのであれば、キユイの母親は5層まで潜った事になります。
ただ、母親が関係あったら、もっと多くの孤児が発症してないとおかしい気がしないでもないですね。
国土面積のわりに孤児の数が多いし、オースの孤児って大体そういう経緯でしょうから。土地柄というか。
しかし、これを考慮するとキユイは女の子である可能性もほんの少~しだけ再浮上します。微レ存です。
要は髪がグルグルするのは女性だけ説です。ライザもグルグルです。ハボさんはソニックザヘッジホッグばりの直毛です。ボンさんと祈手は不明。
メナエは死んだか
これも微妙なところです。
レグの視界にネームプレートが無かったからと言って、落ちてきてないとは限りません。
ただ明確に言えるのは、(アビスから離れない事を除き)無条件で誕生日に死ぬならメナエも同日に死んでいないとおかしいです。双子ですからね。
取り上げられている最中に日付が変わったとしても、1日ぐらいの腐乱状況ではないでしょあれは。
実際メナエも不思議がっています。少なくともキユイほどの熱も出てなさそうです。
誕生日の朝は鏡を見るな
無条件で死ぬ云々と書きました。しかし、もしかしたら死を誘発するトリガーがあるかもしれません。
鏡です。
誕生日の朝は鏡を見るなという忠告は1巻からありました。
キユイはレグの忠告を守ってそうなのと、かなりの高熱で寝込んでいたので見ていない可能性が高いです。
シェルミはわかりません。そうなるとむしろ一番見ていそうなのはメナエです。
しかし、鏡を見る事が直接のトリガーになるかはわからないです。
子供だましに尾ひれがついて広まっただけのような気もします。
まして首がねじれた自分が映るからって首がねじれて死ぬかはわかりません。原因は様々だとナットが言っていますしね。
まぁ、シェルミが首がねじれて死んでたら、メナエがあんなに落ち着いてないとも思います。
現在の予想(妄想)
なぜ誕生日に死ぬのかというメカニズムは……
わかりません!!(うるせぇ!いこう!ドン!!)
あまりにも考えがまとまらないので、いらん事言わんときます。
アニメで双子が博物館でしゃべるシーンが入るかどうかによっても重要度が変わってくる気がしますが……
シェルミは弟だと思います。
やけに悠遠の文字に詳しいから姉だと思わせながら、双子だからそこは関係ないっていうね。むしろロマンに惹かれた男の子ではないかと。
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メナエは生きていて、ジルオとオーゼンが関わってくるのでは?
なぜ怪力酒豪おばさんと面識があるのかによりますが、シェルミと別日に死んでたら更に考察がめんどくさいので(本音)生きててくれ!